ぶたこ。の闘病日記

黒い見えない影。

何かが切れた。

限界が来たことすら自分で気づくことも出来ないまま当時の一番の目の前にある
ご褒美を求めて実家に帰ることにした。


この時にはもうご飯は食べられず点滴を受けていた。
それでも自分の体の異常に気付くことが出来なかったのだ。
ふらふらになりながらも実習の事前課題をカバンに詰め込んで
実家に帰った。


楽しみだったはずの地元でさえ、もう楽しめなくて
部屋にこもっていた。それなのに課題も出来てなくて
「なんで私はこんなにダメなんだろう。」
「もっと頑張らないと。頑張らないと。」


地元をまた離れないといけない日の前夜、
母と話した。
母は私に「がんばれ!」「そんな弱い子じゃないでしょ。」
といった。
その瞬間に頭の中の何かがプツンと切れて
泣きながら「あっちに行ったら私は一人なんだよ。頑張っても頑張ってもダメなの。
つらいの。もう消えたい。」と伝えたが
母はため息をついてあきれた顔で
「ならもう学校辞めれば?」
と言われた。


そんなことをいってるんじゃないのに。
わかってくれない。
頑張ってるのに。


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